マツキヨココカラ&カンパニーが新発想のヘアケアブランド「MQURE」発売
オンラインとリアルの店舗の垣根を越えた強みを生かす
マツキヨココカラ&カンパニーは4月15日、パーソナライズを基軸にした新発想のヘアケアブランド「MQURE(エムキュア)」を、プライベートブランドとして自社ECと店頭で発売する。これに先立ち2月8日、東京都港区のSPIRALで発表会を実施。グループ営業企画統括の松田崇副統括がブランド戦略を、MCCマネジメント商品統括本部商品開発部商品開発課の和田邦美主事が商品概要を紹介した。また、ゲストにタレントの朝比奈彩とヘアスタイリストのShuco氏が登壇し、トークセッションを行った。
「MQURE」は、ヘアケアパーソナライズの知見を持つネイチャーラボグループのセルラボと、遺伝子研究最大手のジェネシスヘルスケア社との共同開発ブランド。約35万通りの処方から厳選し、遺伝子データと生活習慣などの要素を組み合わせ、髪と頭皮の潤いバランスに着目したシャンプー・トリートメントを提供する。マツキヨココカラ&カンパニーの、オンラインとリアルの店舗の垣根を越えた強みを生かし、店頭や自社ECどちらでも購入できる「MQURE」と、ウェブ診断によってその人に合った処方をパーソナライズする「MQURE for U(エムキュア フォー ユー)」を展開する。
既存のビジネスモデルとは異なる新たなD2Cを構築
松田崇副統括は「昨今のD2Cビジネスの躍進により、様々なパーソナライズ商品が誕生する一方、成功しているのは一握りで、新規顧客獲得のために広告などの先行投資が大きくなり、継続顧客を育てられず苦戦しているブランドも多い。弊社は1億2000万を超える顧客接点から得られるデータを活用した多角的な分析に加え、既に展開中のサプリメントバーなどのパーソナライズサービスの情報をもとに『MQURE』を愛用していただけそうなお客様を推計できている。また、顧客一人ひとりに最適なタイミングで情報提供できるダイレクトマーケティングのオートメーション化を実現できており、これらを駆使することで商品認知、商品理解、トライアル、リピートの促進を強化することを可能にした。弊社のアセットをフル活用することで、既存のビジネスモデルとは異なる新たなD2Cを構築する」と自信を見せた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月13日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)