貝印「いい刃の日」PRイベント実施
新ミッション「切れ味とやさしさ」や新商品・施策紹介
貝印は11月8日の「いい刃の日」に、東京都中央区の観世能楽堂でPRイベントを行った。2017年から開催し、自社の取り組みを発信する場として位置付けるイベントでは、新たなプロジェクトや新商品を解説した。
冒頭、創業から115年の歩みや思いを盛り込んだムービーの上映に続き、あいさつに立った遠藤浩彰社長は、新ミッションに掲げる「切れ味とやさしさ」を紹介。「“鋭い視点と先端の技術をもって 未来を切りひらき こだわりとやさしさをもって 人々の営みに誠実によりそう”という思いから設定した。いつの時代にも切れ味の鋭い製品、提案を続けていくことが存在意義だと考えている」とし、総合刃物メーカーとして先端の技術と革新への取り組みを通じ、より豊かで心地良い日々を提供していくことを誓った。また、創業の地である岐阜県関市では11月8日を刃物の日として供養祭を行っていることに触れ、いい刃の日も「日常に存在する刃物への感謝と、その可能性を改めて見直すきっかけを提供したい」と意欲を見せつつ、2022年度に連結売り上げ500億円を突破するなど、海外を含めて伸長する業績についても説明した。