【知ラベルリンテック】<不定期連載②>

ウエットシート以外にも活用範囲広がる
ラベル素材のグローバルブランド「Livasta(リバスタ)」を展開し、多彩な粘着紙・粘着フィルムをラインアップしているリンテック。多彩な品ぞろえの中から今回紹介するのは、汗拭きシートやウェットティッシュ、おしりふきなどの取り出し口に用いられて蓋の役割を果たす「フラップラベル」だ。
アルコールや水分の蒸発を防ぐことができる密封性の高いフィルムを採用すると共に、繰り返し貼ったり剥がしたり、人の皮脂などが付着したりしても粘着力が低下しにくい点を追求し、高い品質を実現している。また、中身に含まれる成分やシートの枚数などに応じて適切な粘着剤を選定。例えば、アルコールを含むウェットティッシュ用のフラップラベルには、アルコールに触れてもベタベタになりにくい粘着剤を使用するなど、ニーズに柔軟に対応している。更に「開封時にバリっと音がせずに静かに開けられることや、滑らかでしっとりとした開け心地など、細かい部分にも気を使っている」(技術開発担当者)と、様々なこだわりを盛り込んでいる。
フラップラベルの活用範囲は、従来のシート製品以外にも、食品パッケージなど様々な分野に広がりつつある。そうした中で同社は「コスメなどの小物をコンパクトにまとめて持ち運ぶ用途にも活用できるのではないか」(技術開発担当者)と、新たな用途にも着目する。例えば、シャンプーなどの小分けパックをセットにしたトラベル用コスメキットのパッケージにも、フラップラベルを応用できる可能性があるという。
加えて、綿棒やデンタルフロス(糸ようじ)といった日用品のパッケージへの応用も想定している。落としても、蓋がしっかりくっついていれば中身がこぼれにくく、一度開封した後も必要な分だけ取り出して手軽に閉じられるため、衛生面と利便性の両立が期待できる。同社は今後、こうした用途提案を更に広げていきたい考えだ。
技術開発担当者は「フラップラベルは粘着ラベルの中でも技術要求が高く、通常のラベルでは対応できないことも多いので、是非リンテックに相談してほしい」とアピールする。



