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【user's VOICE】目薬・鼻炎薬 花粉シーズン前に購入が上昇傾向

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【user's VOICE】目薬・鼻炎薬 花粉シーズン前に購入が上昇傾向

 6割以上がアレルギー症状有りと回答

 「アレルギー」に着目しアンケート調査を実施し、状況を分析した(対象=3006人(平均年齢48歳)、POB会員男女、2022年9月9、10日インターネットリサーチ)。
 アンケートの結果、6割以上がアレルギー症状有りと回答。中でも「花粉症(72・2%)」を自覚し「鼻(76・7%)」「目(67・4%)」に症状が出る人が多数。症状がひどくなる季節は「春(61・6%)」に次いで「秋(14・6%)」が多く「秋めいてくるとブタクサ、10月は稲(40代女性)」「10月頃に緑が多い場所へ行くと呼吸がしづらくなり涙と鼻水が出る(30代女性)」と秋の症状も決して軽くは無さそう。「症状が出る前から薬を飲む(20代女性)」「症状が無くても点鼻薬・点眼薬を使用(60代女性)」のように、シーズン前から市販薬や関連商品を利用して対策を行う人は3割だった。

 レシート出現率は秋に向け、22年8月から上昇傾向に

 表は独自に収集するPOBデータから「目薬・鼻炎薬」の購入レシートを分析したもの(期間=21年1月~22年9月、レシート枚数39万8611枚)。
 実際にレシート出現率は秋に向け、22年8月から上昇傾向にある。昨年は緊急事態宣言が複数回発出され、自粛期間も長期間続いたが、今年は日常を取り戻しつつある。「花粉症による肌荒れが気になる(40代女性)」「敏感肌用の基礎化粧品にして、メイクアップの化粧品も肌に合うものを選ぶようにしている(50代女性)」と医薬品にとどまらず、対策商品を買い求める消費者の動向にも注目していきたい。(mitoriz DMB本部)

 (詳細は「日用品化粧品新聞」10月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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