【user's VOICE】ウエル活

《ウエル活》寄稿=mitoriz(ミトリズ)。日本初のレシートによる購買証明付き・購買理由データベース「マルチプルID―POS購買理由データPoint of Buy〈ポイント・オブ・バイ、以下POBデータ〉」を有し、月間1000万枚のレシートを収集し、リアル消費者購買データベースとしては提携サイトを含め国内最大級の規模を誇る。《ウエル活》寄稿=mitoriz(ミトリズ)。日本初のレシートによる購買証明付き・購買理由データベース「マルチプルID―POS購買理由データPoint of Buy〈ポイント・オブ・バイ、以下POBデータ〉」を有し、月間1000万枚のレシートを収集し、リアル消費者購買データベースとしては提携サイトを含め国内最大級の規模を誇る。
買い物などによってポイントを貯めたり活用したりする「ポイ活」にアクティブなPOB会員(3002人)にアンケートを実施したところ、98・8%が日常的に何らかのポイントを貯めていると回答した。 「ポイント制度が利用店の選定基準になるか」を業態別にたずねたところ「コンビニ(83・0%)」「スーパー(82・9%)」を上回り「ドラッグストア(85・7%)」が最も高い割合を示した。 ドラッグストアでのポイ活といえば、ウエルシアの「ウエル活」が人気だが、2024年にTポイントがVポイントへ統合され、Vポイントの特典サービスは24年8月20日で終了するなど変化があった。今回は、WAON POINTが中心となった現在のウエル活について分析する。 図は、POB会員が投稿したレシートデータから「イオン」「ウエルシア」利用者におけるWAON POINTの利用状況を抽出し、その推移を示したものである(調査期間=24年2月~25年2月、レシート枚数=394万9277枚)。 イオンでのWAON POINT利用率は24年2月と25年2月を比較しても大きな変動はなかったが、ウエルシアでは約6・5倍に増加しており、WAON POINTの活用が急速に進んでいることが分かった。
現在、ウエルシアではVポイントをお客様感謝デーなどのポイント特典に利用することはできないが「ウエルシアはVポイントとWAONがダブルで貯まるのでよく行く(20代女性)」「貯めたVポイントをWAON POINTに交換し、20日にウエルシアの1・5倍デーで使う(50代女性)」といった声もあり、ウエル活は新しい節約スタイルへと変化していることもうかがえた。
mitoriz RDM本部
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月14日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)