「第12回化粧品開発展」「第10回国際化粧品展」開催

会期は1月12〜14日、会場は東京ビッグサイト
原料や最終製品を始め、OEM、容器パッケージ、研究、販促・マーケティング、物流など化粧品に関連した様々なテーマに触れることのできる専門展がいよいよ幕を開けるーー。
RX Japanが主催する「第12回化粧品開発展」「第10回国際化粧品展」の会期は1月12日から14日までの3日間で、会場は東京ビッグサイト。前回を大きく上回る650社の出展が予定され、また来場者登録数も前回から大幅に増加しているなど、活気あふれる環境の中で、活発な商談が行われることが期待される。
様々な新製品、新技術を発信
コロナ禍にあって、様々な形でデジタル化、オンライン化が進んだが、もちろん化粧品業界も例外ではない。ECへのシフト、オンラインカウンセリングの進化、ウェブマーケティングの導入など、多彩なアプローチで市場活性化を図る試みが見られ、いくつもの成功事例が業界をにぎわせている。一方で、体感、体験ができるリアルな場というものの重要性が増しているのも現状ではないだろうか。そんな中、様々な新製品、新技術を発信する展示会が開催される。
近年関心の高まるSDGsに関連した原料や容器、パッケージなども見どころの一つ。話題も多い、女性の体や健康をケアするフェムケア製品、引き続き需要の高まりが見られるCBDコスメなど、会場に足を運べば、新たなものに出会えることは間違いない。
まだまだ海外との往来が厳しい状況ではあるが、日本支社や代理店を通じ、海外企業の出展数は前回よりも増加しており、オンラインモニター、通訳を用意し、遠隔で出展できるシステムを整えていることも特筆すべき点だ。来日できないが日本の化粧品を見たい海外バイヤー向けには事務局スタッフが会場を回り、オンライン中継するサービスも行うなど、万全の体制で商談をサポートする。(詳細は「日用品化粧品新聞」1月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)