資生堂がインナービューティー事業を本格始動、ツムラ、カゴメと提携し新商品発売
「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」の名称で市場導入
資生堂は、ウェルネス領域への展開を開始するのに伴い、インナービューティー事業を本格的に始動する。その皮切りとして、生薬研究に強みを持つツムラ、野菜に関する知見を持つカゴメと提携し、共同研究・開発した新商品を来年2月に日本国内で発売、2025年にはアジア地域での展開も図る。これに伴い9月20日、東京都港区の汐留オフィスで「新・インナービューティー事業戦略発表会」を実施し、戦略の概要や提携の背景などを説明した。
新商品は、新たに立ち上げるインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS(シセイドウ ビューティー ウエルネス)」の名称で市場導入する。拡大が期待される美と健康の融合によるビューティーウェルネス市場で、新たな需要を創出していく狙い。新ブランドは、肌、身体、心の調和が取れている状態が健康的で美しいと捉え、一人ひとりの心地良い独自の「健康美」の実現を目指すものと位置付ける。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月25日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)