「化粧品開発展 大阪」「国際化粧品展 大阪」開催、商品・サービスに触れる場に

国内外の関係者らが情報収集を目的に来場
第4回を数える「化粧品開発展 大阪」「国際化粧品展 大阪」が9月27日から29日までの3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で行われた。化粧品の研究や企画開発など、関連するあらゆる分野で国内外から企業、団体らが出展し、訪れた多数の来場者に自慢の商品・サービスをアピールした。
両展合わせて「COSME Week大阪」と銘打った展示会には、日本国内の小売業者など流通関係者はもとより、海外からも小売店、通信販売、サロンの関係者、またバイヤーやディーラーなど商談、仕入れ、情報収集を目的とする関係者が来場。出展企業と活発なやりとりを交わす姿が多く見られた。オンラインでの商談などでは得られない、現物を見たり、触れたりして比較検討できる点や、直接の対話による理解促進と、リアル展示会ならではの利点を発揮したことで好評を博した。
セミナーや講演会も活発に実施
最新のコスメ事情に触れる機会を創出しようと、セミナーや講演会も活発に実施した。化粧品開発展でのアカデミックフォーラムは「天然由来アロマ・化粧品のエビデンス付与プラットフォームの構築」「認知症予防の分子生物学」「水蒸気透過性金型で切り開くファインマイクロニードルの製造技術」など多岐にわたるテーマが並び、口頭でのプレゼンテーションやポスター掲示が来場者の関心を集めた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月9日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)