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【フマキラー】「2025年度政策共有会」で殺虫剤含む全34SKUを投入

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【フマキラー】「2025年度政策共有会」で殺虫剤含む全34SKUを投入
”新価値と高い満足感”追求

 フマキラーは春の新商品を発表した。多彩なニーズに対応した殺虫剤19SKU、園芸用品14SKU、家庭用品1SKUの合計34SKUを投入し、市場拡大への貢献を目指す。これに伴い1月15日、東京都中央区のベルサール東京日本橋で政策共有会を行い、流通関係者へ向けて商品の概要や各種施策を紹介した。
 噴射パワーが従来品比2倍になったエアゾール「フマキラーワンショット未来」(想定価格〈以下同〉877円)は、高密度の霧が飛び回るハエや蚊、ゴキブリにしっかり直撃するという一品。“3倍濃縮処方”でコンパクトな形状として持ちやすくかつ保管もしやすく、オイル処理量を大幅にカットしたクリーン処方で室内でも安心して使えるというメリットを確保した。
 リニューアルする「ハチ・アブバズーカジェット」(550ml1518円、800ml2068円)は新開発のキャップを採用し、直撃力をアップ。同品と同じく巣作り防止効果期間が5カ月に拡大した「ハチ・アブダブルジェット」(450ml1078円)と共に、羽ばたき停止&行動停止というW成分配合の即効性をアピールする。ハチ対策品では「ハチ超激取れ」(877円)も刷新。容器を変更し、組み立てが簡単でプラスチック使用量を約20%削減するなど環境に配慮した。
 近年、大量発生が課題となっているカメムシ対策では「カメムシ凍殺ジェット」(300ml968円)を投入。においを出す前に瞬時に動きを止める駆除効果、家の周りなどに用いることでの住みつき防止効果を発揮する。「虫よけバリア玄関用」(260日用1188円、1年用1298円)は、風によって効果アップを図る新容器を採用。サンバイザーに挟むことで効果を発揮する「虫よけバリアクルマ用」(1個入657円、2個入1298円)も提案する。
 ワンプッシュ剤型では「お部屋の虫キラーワンプッシュ(320畳分)」(2288円)を発売、リニューアルする「同(160畳分)」(1408円)と共に、最大100種以上の飛ぶ虫、はう虫に効果を発揮するという、より使いやすくなった点を強調していく。
 家庭用品では、足をサッと洗える医薬部外品のフットソープ「素足の気持ちあわケア」(250ml1078円)を展開。白癬菌への効果などをPOPなどでアピールしつつ、におい対策の新習慣につなげたい構え。
 政策共有会であいさつに立った大下一明社長は「人の命を守る、人の暮らしを守る、人を育む環境を守る」を掲げる経営理念に触れ、安心で快適に暮らすことのできる環境づくりに貢献するべく様々な取り組みを進めていると明示。「日常の不安、不満を一掃しユーザーを笑顔に、また新たな市場活性化につなげて卸売業、小売業の皆さんを笑顔にするため、今年度は『SMILE』をテーマに活動していく」と力を込めた。

(詳細は「日用品化粧品新聞」1月20日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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