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【ライオン】「2025春のプレゼンテーション」で各事業分野から期待の新商品投入

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【ライオン】「2025春のプレゼンテーション」で各事業分野から期待の新商品投入
市場拡大への貢献目指し提案拡充

 ライオンは1月14、15日の両日、東京都千代田区の東京国際フーラムに卸・小売業関係者ら約800人を招き、今春発売する新商品や今後の戦略、新たな価値提案などを直接的に紹介する「ライオン 2025年春のプレゼンテーション」を行った。市場貢献を目指す商品群を披露し、今年の商戦の本格的なスタートを切った。
 会の冒頭、三國正晴上席執行役員ヘルス&ホームケア営業本部長が営業方針を説明。各カテゴリーの市場環境に触れ、主に日用品分野では一部で販売個数が下げ止まり、昨今続く単価上昇と合わせて、販売金額が増加に転じていることを示唆した上で、具体例として「新商品として発売した『OCH-TUNE』は、市場全体の拡大、客単価向上に貢献しており、更に今年はユーザー拡大を目指していく」などと述べ、他の分野も含めて新商品の展開に自信を示した。合わせて「引き続き推進しているPositive Habitsについて、更に良質なPositive習慣、Positive新習慣に挑戦していく」と、オーラルヘルスケアを起点に、様々な生活文脈へ価値を提供していくとした。
 続いて大塩繁生オーラルヘルスケア事業部長が登壇し事業戦略を説明。「より良いオーラルヘルス習慣の浸透に貢献することを使命としており、新商品と様々なアクションにより、その実現を目指す」と述べ、継続的な市場成長に向けた施策を提案した。
 その後、オーラルケア、ビューティケア、ファブリックケア、リビングケア、薬品と大きく五つのゾーンに分けてブースを展開した別会場では、来場者が個々のブースを回遊する形式で、それぞれの事業分野から今春発売する新商品を集中的に紹介した。
 各ブースではブランドや研究部門の担当者がプレゼンテーションを行い、様々なデータや実験、プロモーション、動画なども交えて新商品の開発背景、機能や特長、優位性、販促計画などを詳しく説明した。また、売り場で展開する陳列棚も設置し、各種企画も合わせて紹介すると、関心を持った来場者からの質問が相次ぎ、各担当者が熱心に解答。また、その後は個々に商談する機会も設けられた。
 このうちオーラルケア分野では、主力ブランドから、市場のプレゼンスを高め、更に単価上昇と拡大につなげることが期待される高付加価値商品を発売する予定。また、昨年発売した「OCH―TUNE」はパッケージ改良と共にコミュニケーションを変更し更なる拡大を目指す。
 なお、同プレゼンテーションは1月21、22日の両日、大阪でも行われる予定。

(詳細は「日用品化粧品新聞」1月20日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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