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【第15回COSME Week東京】で多彩な提案・商談展開

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【第15回COSME Week東京】で多彩な提案・商談展開
各種セミナーも盛況に、フォトスポットも設置

 RX Japanが主催する「第15回COSME Week東京」が1月15~17日の3日間、東京ビッグサイトで行われた。「化粧品開発展」「国際化粧品展」「美容・健康食品EXPO」「国際エステ・美容医療EXPO」「化粧品マーケティングEXPO」「ヘアケアEXPO」の6展で構成し、原料・容器・OEM、完成品、美容機器、各種サービスツールなど、化粧品にまつわるあらゆるモノがそろう展示会には多くの来場者が訪れ、活発な商談が行われた。会場入り口にはフォトスポットを設けるなど、様々な形で発信力向上にも努めた。
 出展費用を従来の半額とし、新進気鋭の企業・ブランドをバックアップする特別スペース「ファーストギャラリー」を設けるなど、新たな試みも取り入れた各社ブースでは、様々な提案が見られた。
 サティス製薬は、山形県米沢市の小野川温泉豆もやしから生まれた「温泉豆もやしエキス」、和栗から生まれた世界初の「植物性ヒト型セラミド」など化粧品原料開発スキームの「ふるさと元気プロジェクト」で誕生したオリジナル原料の中から主要な10種を紹介した。ブースの外側へは生産及び開発ストーリーなど原料が持つ情緒的な価値を、ブースの内部からはエビデンスをもとにした納得できる有効性データを提示し、機能価値と情緒的価値の双方で市場において差別化を図る商品、ブランドの実現に寄与できることを強調。ブランドの世界観醸成に役立つ、様々なコンテンツを提供できることもアピールした。
 リンテックは、高級感を演出する「金フィルム・金紙基材タイプ」「銀フィルム・銀紙基材タイプ」や、金属調でありながら光透過性に優れてラベル越しに中身が確認できる「ハーフ蒸着ラベル」などの「透明基材タイプ」といった、意匠性に優れたラベル素材を展示した。ラベルブランド「Livasta」の認知度アップにつなげるため、社名よりも目立つ形でブランド名を掲示。架空の化粧品ブランド「Livasta Magic」を通じ、様々な剤型のアイテムを展示することで、ブランドイメージにラベルが重要な存在であることを分かりやすく伝えた。
 天真堂は、得意とする医薬部外品のオーラルケア、ヘアケアなどのストック処方品を並べた。「グルタチオン」「コピオリフト」など話題の成分を配合した製品や“映え”を意識した化粧品など、トレンドに対応できる柔軟なモノづくりも強調。紫外線を可視光に変換するという「光るコラーゲン」、皮膚への浸透性向上が期待できる「アクティブCICA」といった、今後の製品化が予定される新技術も解説した。
 RAPHAS JAPANはCICAやマデカッソシド配合のアイテムなど、豊富なマイクロニードル品を展示。自社の製造技術を紹介しつつ、品質の高さをアピールした。乳酸菌を活用した洗口液、ボディクリームなどの提案も行った。

(詳細は「日用品化粧品新聞」1月20日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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