【リビングワンダーランド2025】東京国際フォーラムで9月10、11日開催

家庭用品・生活雑貨の展示会「Living wonderland2025」(リビングワンダーランド協議会/全国家庭用品卸商業協同組合〈全家協〉主催)が9月10、11日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで行われる。19回目を迎える今回のテーマは「ザッ活 雑貨で応援する、消費者の“◯活”」。104社が出展し、自社の新商品や有力商品を披露、主催者コーナーでもテーマに沿った独自の価値を紹介する。
テーマにある「ザッ活」「◯活」とは、需要が高まる「推し活」「腸活」「朝活」「温活」など九つの活動を取り上げ、それに敵した商品を、出展各社の中から紹介するもの。雑貨の持つ魅力と、需要増のシーンを掛け合わせた提案で、新価値創出を図る。昨年はスペパ、コスパ、タイパといった「パフォーマンス」をテーマにしたが、今年も同様に生活者に寄り添った提案で、購買意欲の喚起につなげる。
出展104社のうち、新規(3年以上出展の空いた企業含む)は13社。今回は新たな試みとして、会場内の地図を掲載したオリジナルの「うちわ」を配布する。「推し活」に合わせて作成したもので、祭り感を演出すると共に、来場者とのコミュニケーションづくりの一環として役立てる。
また、場内のレイアウトを一新。これまでの碁盤の目のような縦横の形状から、場内を周遊するような形状にし、一体感の醸成を図る。加えて「ザッ活」「◯活」を取り挙げたテーマコーナーを、会場入り口にゲート状に設置。来場者が会場に足を踏み入れる際の期待感をより一層膨らませる工夫を施している。
組合加盟の卸売業は全国それぞれの地域卸がそろい、来場も全国の小売業者が足を運ぶ同展示会。新たな価値を訴求する、あるいは発掘する絶好の場として期待が掛かる。
(詳細は「日用品化粧品新聞」8月25日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)