【コーセーマルホファーマ】乾燥肌治療薬の新ブランド「ヒフニック」投入

マルホの持つ医薬品的価値、コーセーの持つ化粧品価値を生かした新しいアプローチによる価値提供を図るという目的で誕生したコーセーマルホファーマは9月16日、乾燥肌の治療薬の新ブランド「ヒフニック」を発売する。これに先立ち9月11日、東京都港区のAOYAMA GRAND HALLで発表会を行った。
ヒフニックは、コーセーグループ初の第2類医薬品として展開。既存の医薬部外品「カルテHD」と同じく、高い水分保持能力を持ち、乾皮症、手指のあれなどの乾燥肌、肌あれに効果を有する有効成分「ヘパリン類似物質」を配合している。ラインアップは、広い範囲に塗りやすくベタつかないジュレタイプの「メディカルC.HDL」とうるおいを包み込みしっかり密着・保護するクリームタイプの「メディカルC.HDクリーム」の2種(各50g1705円)。毎日のケアや乾燥悩みの予防にはカルテHD、辛い症状のキュアや乾燥悩みの治療にはヒフニックという悩みの程度に合わせて選べる2ブランドをそろえ、多様な乾燥悩みの解決に貢献したい考え。
発表会では冒頭、本田英二社長があいさつした。カルテHDが累計219部門の各種ベスコスを受賞し、発売から5年でシリーズ累計販売1100万個を突破したことなどに触れ、性別、年代問わず、支持を集めていると強調。今回、乾燥症状を早く治したい人に向けた新ブランドを立ち上げ、配合成分であるヘパリン類似物質の保水パフォーマンスの高さを訴求するキーワード“保スパ”を広めていきたいとした。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月22日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)