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ハリマ共和物産 第101回見本市開催/新たな売り場を提案

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ハリマ共和物産 第101回見本市開催/新たな売り場を提案

To the Next Stage  


 ハリマ共和物産は7月25、26日の2日間、神戸市中央区の神戸国際展示場で「第101回見本市」を行った。

 前回に続き「To the Next Stage」をメインテーマとして、メーカー各社の出展のもと、新たな売場提案、実践的なマーケティング手法などを提案した。会場には、同社の得意先企業ら145社・600人が訪れた。開催2日間の売上目標は、前年比2・3%増の14億9252万円に設定した。

 今回の出展メーカーは、新規のコーヨー化成、サンタン、ダイレイを含む117社を数えた。会場の壁沿いと中央にレイアウトされた各ブースで、それぞれ秋冬の新製品や注力商品をアピールした。

 

関心集める物流、増税対応

 
 独自の提案として、会場入口に2017年度における各カテゴリーの市場規模を表やグラフで紹介した「マーケットインフォメーション」を展示。詳しい市場動向を示すなどした。「2018年新製品コーナー」で秋冬の新製品を網羅して展示、紹介したほか、ハリマ共和物産とグループ各社の物流機能や取り組みを紹介した「物流提案コーナー」も関心を集めた。

 また、BCP(事業継続計画)への注目度が高まっていることを受けて、主要メーカー各社の生産拠点を日本地図の上に表した「工場所在MAP」を今回初めて展示。震災発生など不測の事態に備えるという意味も含めて、来場者はもとより出展各社への意識づけを促していた。

 「売場提案コーナー」では、来年10月の実施が見込まれている消費税率の変更をテーマとした提案が目を引いた。過去数回にわたり行われた増税の実績から、今回の変更で予想される消費者動向、商品の動きなどを紹介。3%から5%へと2ポイント上昇時と、5%から8%への3ポイント上昇時の違いまで捉えるなど、今後の動きを予想しながらのきめ細かな提案に、来場者の多くがコーナー前で足を止めて高い関心を示していた。更に「おすすめ商品コーナー」を設置。オーラルケアのライフレンジ、手袋の宇都宮製作など注力する8メーカーの商品を展示した。

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