花王とライオンがリサイクル実証実験の進捗公表

フィルム容器を計画の約2倍回収
花王とライオンの両社は、協働で進めているリサイクル実証実験の進捗状況を公表した。
プラスチック包装容器循環型社会の実現に向けて、東京都墨田区のイトーヨーカドー曳舟店で使用済み詰め替えパックの分別回収を行っているもので、昨年10月30日から今年6月15日までにフィルム容器を計画のおよそ2倍となる約5200枚を回収した。
回収に参加してもらう啓発活動が課題
また、更なる回収拡大に向けた課題として、回収についてより知ってもらい参加してもらうための啓発活動、効率的なリサイクルのためにフィルム容器を事前に洗浄・乾燥してもらうことを知らせる活動、フィルム容器以外のものが混入しないような働き掛け・仕組みの検討を挙げている。
(詳細は「日用品化粧品新聞」7月19日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)