アース製薬が「モンダミンセミナー」実施、歯と全身の健康とのつながりを啓発

会場には237人が来場、オンライン配信は1124人が視聴
アース製薬は6月5日、東京都千代田区の丸ビルホールで「モンダミンセミナー2022」を行った。今回は「健康は健口から!プロから伝えるオーラルケア」をテーマに、有識者の講演に加え、タレントのデヴィ・スカルノをゲストに迎えたトークショーを実施。コロナ禍の各種規制緩和もあり、会場には237人が来場、オンライン配信は1124人が視聴するなど、オーラルケアへの関心の高さが数字に表れた。
冒頭、川端克宜社長があいさつに立ち「最近では政府の進める『国民皆歯科検診』が話題を集めている。これは、以前から言われていることだが『お口の健康が全ての健康の源である』ということに、政府もいよいよ本気で取り組もうとしているのでないか。毎日のオーラルケアが全身の健康につながることを、本日のセミナーではぜひ知っていただきたい」と述べた。
82歳で28本全ての歯が健康なデヴィ夫人が持論を展開
続いて、東京医科歯科大学名誉教授の春日井昇平氏をモデレーターに、明海大学副学長・歯学部長の申基喆氏、エムズ歯科クリニック院長の荒井昌海氏と歯科衛生士の井田沙紀子氏、山本詩織氏が講演。それぞれが日々のオーラルケアが全身の健康にいかに重要であるかを専門的な立場から説明した。
その後、デヴィ夫人が登場。82歳にして、28本全ての歯が健康で、むし歯になった記憶が無いというほど自身の歯に気を使い、自信を持つ夫人は、日本人の歯に対する意識の低さを痛烈に批判。「アメリカでは、勤務中であろうが歯医者に歯石を取りに行くのは普通ですよ。日本人は歯並びの悪い人も多いし、それを直そうともしない。海外では考えられない。もっと自分の歯と口について意識するべきです」と持論を展開した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月13日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)