日用品・化粧品・生活用品業界の専門紙

HOME(2022) > 業界ニュース > 企業情報 > クレハが3年ぶりに「販売方針説明会」実施、安全供給へ対応を継続

業界ニュース

クレハが3年ぶりに「販売方針説明会」実施、安全供給へ対応を継続

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
クレハが3年ぶりに「販売方針説明会」実施、安全供給へ対応を継続

 売上高、営業利益いずれも前期比で大幅に増加

 クレハは1月25日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイに取引卸店の幹部を招き、3年振りとなる「NEWクレラップ・キチントさん 2023年度販売方針説明会」を行った

 冒頭、小林豊社長があいさつに立ち、自社の現状や今後の方向性などに触れ「今期、クレハグループ全体の連結業績は、売上高1900億円、営業利益270億円を見込んでいる。いずれも前期比で大幅な増加となる。最も貢献しているのは高機能製品であるフッ化ビニリデンで、電気自動車関連の需要が伸びているもの。次いで、家庭用品の利益貢献が非常に大きい」とした上で、4月に策定する新たな中長期計画について「企業理念は変えないまでも、ビジョンは社内外で親しみを持ってもらえるようなものを掲げたい。中長期にわたる企業価値向上、持続可能な社会への貢献をどう実現していくか考えていく」と述べた。

 堅調な推移を示したキッチン消耗カテゴリー市場

 昨年10月に家庭用品で実施した価格改定にも触れ「改定前の仮需で混乱するのではという懸念もあったが、皆様のご協力、ご尽力で乗り切ることができた。今年で『クレラップ』販売63年となり、商品サイクルが短くなる時代にあって、ここまで長きにわたりご愛顧いただいていることに感謝申したい。代理店の皆様の声に耳を傾け、販売方針を策定し、商品開発を積み重ねてきた蓄積だと思う」と今後の更なる協力を呼び掛けた。
 続いて陶山浩二常務執行役員包装材事業部長が23年度の販売方針を説明した。これによると、キッチン消耗カテゴリー市場は、アルミホイル、ラップ、シリコーンホイルなど総じて堅調な推移を示した。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」1月30日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

各種お申し込み・お問い合わせ

CONTACT