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エビスが懇談会で市場動向などを説明すると共に、増築した第2工場棟を含む生産現場を公開

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エビスが懇談会で市場動向などを説明すると共に、増築した第2工場棟を含む生産現場を公開

 売上高は前年同期比5・0%増で推移


 エビスは1月24日、奈良県大和郡山市の奈良本社で、完全リアルでは3年振りとなる記者懇談会を行った。乾正孝社長、鈴木浩二営業本部長、荒川将之執行役員営業統括部長らが出席し、最近の市場動向、業績の推移と今後の見通しなどを説明すると共に、増築した第2工場棟を含む生産現場を公開した。 
 冒頭、乾社長は中間決算(2022年6〜11月期)の業績について説明。売上高は前年同期比5・0%増で推移し、このうちオーラルケア関連は6・2%増ながら、ハウスウェア関連は12・4%減だった。また、原材料材料高騰などの影響から営業利益は24・0%減だったが、前期に低減したことの反動で経常利益13・7%増、当期純利益6・7%と回復基調にあることも明らかにした。

 重点施策で通期では売上高3・3%増を目指す

 その上で「この上期は生活者の間で、耐える節約から賢い節約へと変化してきたと見ている。すなわち、何でも節約すればいいということではなく、趣味などの分野ではしっかりと支出していこうという意識や行動が表れている。ハブラシなどは必需品であるため、まだその恩恵は少ない。一方で原材料や資源の高騰、為替変動も経営に影響をもたらしている」と述べた上で「引き続き高付加価値品を投入していていく。若年層の市場活性化、暮らしの中での環境貢献、歯間清掃具の市場創出を目指す」として下期の重点施策を述べた。これにより通期では売上高3・3%増を目指す。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」1月30日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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