【user's VOICE】プロテイン

「明治サバスミルク」の購入が圧倒的
「健康に関するアンケート」を、全国のPOB会員3010人に実施した結果、約8割が健康に関して「関心が高い・やや高い」と回答。意識して摂取するものとして「ビタミン剤や漢方薬」「カルシウム」に続き「プロテイン」が選ばれ「特定保健用食品」を上回っていた。
今回は「プロテイン商品」に注目し分析した(調査期間=2022年12月~23年11月、レシート枚数42万1396枚)。
図は会員が購入した「プロテイン商品」のレシートからブランド別構成比を表したもの。1位は「明治ザバス ミルクプロテイン(乳飲料/48・4%)」で、そのまま飲用できる飲み切りタイプのため購入頻度が高く、全体の約半数を占める。
プロテインは「筋トレ前に必ず摂取(40代男性)」「ウォーキング後に飲む(50代女性)」と運動時に飲用されることは広く知られているが「食事量が少ない時はおやつにプロテインバー(50代女性)」と栄養補助食品としての側面もうかがえる。美容や健康を目的に活用する人も増え、6位「トップバリュ プロテインバー(健康食品/2・1%)」とPBでも展開されている。
健康に関心が高い会員にプロテインの種類・効果を尋ねたところ認知率は19・5%だったが、情報提供をしたところ約半数が「プロテイン摂取に興味がある」と回答。特に女性は「ソイプロテイン」への関心が高く「知らなかったが健康のため取り入れたい(40代女性)」「美容に良いなら摂取してみたい(30代女性)」との声があがった。商品理解や認知度向上が今後の市場拡大の鍵となりそうだ。(mitoriz DMB本部)