資生堂「エリクシール」刷新、新戦略を打ち出し、地盤の更なる強化を図る

化粧水と乳液の市場では15年連続で売上金額がトップの主力ブランド
資生堂は9月21日、スキンケア分野の中心に位置付け、市場で売上ナンバーワンを誇るエイジングケアブランド「エリクシール」をリニューアル発売する。合わせて新戦略を打ち出し、地盤の更なる強化を図る。これに先立ち9月14日、オンラインで「コラーゲン・角層研究発表会」並びに「エリクシール新戦略・新商品発表会」を行った。
新戦略・新商品発表会では、グローバルプレミアムブランド本部の冨田千晶本部長がブランドの歴史や現状、今後の展開などを説明した。「エリクシール」は1983年に発売。現在、日本国内に加えて中国などアジア各国でも展開している。化粧水と乳液の市場では15年連続で売上金額がトップという主力ブランドだ。
新たに独自研究に基づいた厳選成分「M―バウンサーCP」を配合
発売する新商品は化粧水「エリクシール リフトモイスト ローション」、乳液「エリクシール リフトモイスト エマルジョン」など全15品(550~3850円)。新たに独自研究に基づいた厳選成分「M―バウンサーCP」を配合し、ふっくら満ちるハリを与える。また「ディープモイストインCP」を配合し、50年以上にわたる角層研究の集大成による知見を搭載した浸透処方で、潤いが肌の隅々まで深く浸透。肌のハリ保湿機能に着目した二つの独自アプローチで、生き生きとしたハリと潤いに満ちた「つや玉」が続く肌へと導く。テクスチャーにもこだわり、好みで選べる3タイプを配置した。また、使いやすさを重視しつつ、よりシンプルかつ上質感のあるパッケージデザインへと進化させた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月19日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)