ライオンが「アクロンスマートケア」発売、新技術「すすきゼロ洗浄」を実現
“キレイの実現”“時短の実現”“ＥＣＯの実現”を叶える
ライオンは２月22日「すすぎゼロ洗浄」を実現した柔軟成分入り洗濯用洗剤（おしゃれ着用）「アクロンスマートケア」（本体４４０ml、つめかえ用８２０ml各オープン価格）を発売する。これに先立ち１月30日、オンラインで説明会を実施した。
「アクロンスマートケア」は、衣類ダメージの原因であり、洗濯工程の約７割を占めている「すすぎ工程」を無くす新技術「すすぎゼロ洗浄」によって、同社商品史上最高レベルのシワ・ヨレを防ぐ“キレイの実現”、既存品の約半分の時間で洗濯できる“時短の実現”、水・電力・ＣＯ2を約５割カットする“ＥＣＯの実現”を叶える。一般的に洗剤は、汚れを落とす働きをする界面活性剤（洗浄成分）が脱水後も衣類に残るため、すすぎが必要となる。しかし新商品は、新配合の「アクロンスマートケア成分」が界面活性剤の働きをサポートし、洗浄力を増強することで、界面活性剤の削減に成功。少ない界面活性剤でも汚れをすっきり落とせて、脱水後も衣類への残りが気にならないため、すすぎ工程が不要になるという。
おしゃれ着用洗剤の使用者は減少傾向に
説明会ではファブリックケア事業部の日岡直美氏が、商品概要や開発背景について解説。おしゃれ着用洗剤の使用者は２０１７年の61％から21年は53％に減少しており、ファストファッションの台頭で衣服の単価が下落し「お気に入りの服はあるものの、おしゃれ着洗剤で洗うような服は持っていない」と思う人が増加しているという。
（詳細は「日用品化粧品新聞」2月6日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
