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「COSME Week OSAKA」開催、原料、容器、OEM、販促ツール、完成品など、最新トレンドを発信

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「COSME Week OSAKA」開催、原料、容器、OEM、販促ツール、完成品など、最新トレンドを発信

 出展社は270社、来場者数も前回を大幅に上回る2万人を予定

 9月27日から29日までの3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で、原料、容器、OEM、販促ツール、完成品など化粧品にまつわる製品・技術・サービスに触れる機会を提供する「COSME Week OSAKA」(主催:RX Japan)が行われる。化粧品メーカーやブランドオーナー、新規参入企業など幅広い関係者から、新たな製品の誕生につながる出会いが期待されている。
 
 「COSME Week OSAKA」は「第4回化粧品開発展大阪−COSME Tech OSAKA−」「第4回国際化粧品展大阪−COSME OSAKA−」で構成。出展社は270社と前回より50社ほど増え、来場者数も前回を大幅に上回る2万人を予定する。大阪開催ということで、出展社や来場者は、関西地方の企業、関係者が多いことも特徴。今回は、中国、韓国などのアジア圏、更にヨーロッパからの来場者増加も予想される。
 化粧品に関するあらゆる商材が集まるため「化粧品の開発や企画に生かせる製品・技術を見つけられること」、出展社の担当者が常駐しているためブースで気になる商材について相談でき「信頼できる仕入先・パートナーの開拓につながること」、有識者や大学・研究所、出展企業が連日登壇し、最新の情報を発信するため「化粧品開発の最新事情や業界動向を把握できること」といったことが展示会に足を運ぶメリットとなる。

 有力企業による施策や市況の解説などのセミナーも実施

 具体的には、製品・技術の導入、製品開発のヒントなど、出展社ブース、セミナーなどを通じて最新の業界トレンドに触れることが可能。一例として「ビタミンCとグリセリンを独自技術で融合させた新規ビタミンC誘導体」「独自技術で抽出した『桑白皮エキス』のノンアルコールタイプ育毛原料」「最先端の技術を使用し枯草菌から生成された酵素」「フランスの高山で有機栽培した野生のリンドウの根を希少な耐寒性細菌で発酵したエキス」「木の板のように見えて100%紙で製造した、木箱のような重厚感を持つパッケージ」「PETボトルの再生原料を使用し単一素材化し回収可能なパウチ」「医薬品用一次包装容器で初採用されたサトウキビ由来PE容器」「メール便対可能で、使用性を加味して薄くシンプルな容器」などが挙げられる。
 完成品についても「水で溶けるフェイスマスク」「スプレー状で髪の毛につけられるアルガンオイルスプレー」「水溶性CBDオイルにケイ素を配合したケアパック」「天然抗酸化成分であるピクノジェノール育毛剤」「ダウンタイム無しのダーマ美容液」など、興味深いアイテムがそろう。
 またセミナーは、有力企業による施策や市況の解説などに加え、新たな試みとして美容意識の高いタレントやZ世代のインフルエンサーよるのトークショーも用意。こちらも商品開発やマーケティングのヒントにつながりそうだ。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」9月18日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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