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【スキンケア特集・2025秋冬】昨年の市場は数量、金額共に大幅増

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【スキンケア特集・2025秋冬】昨年の市場は数量、金額共に大幅増
唯一無二の価値で存在感アップ図る

 高付加価値品の需要の高まりに加え、相次ぐ値上げなどもあり、様々なカテゴリーで個数の伸びを金額が上回るケースが見られている。スキンケア市場も同様の傾向で、経済産業省の出荷統計によると、2024年1~12月の皮膚用化粧品は個数が前年同期比7・6%増、金額が同9・8%増となっており、共に好調に推移しながら、やや金額の伸びが目立っていた。
 今年に入ってからは、1~7月で個数3・1%減、金額0・6%減と、少し数字を落としているものの、乳液、美容液、パック、男性皮膚用化粧品などはプラスで推移。秋冬の乾燥する時期に向けた新たな提案も目立ち始めており、更なる活性化に向けて各社の積極的なアプローチが見られている。
 その中で、引き続きユーザーの関心が寄せられているのは“成分”だろう。「ビタミンC」「ナイアシンアミド」「ヒアルロン酸」「セラミド」といった認知度の高いものに加え「ライスパワー」「純粋レチノール」「ニールワン」など“唯一無二”の価値を持つ、独自性のあるものも大いに存在感を発揮している。メーカー関係者は「どのような成分を用いているかということに加え、その濃度などにも関心が高まってきている。自社の技術をいかに分かりやすく伝えられるか、強みや、独自性をアピールする必要性を感じている」と現状を明かす。

(詳細は「日用品化粧品新聞」10月13日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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