小林製薬が秋の新製品発表。疲労別の処方を訴求「漢方ヒロリス」など
小林製薬は７月４、５日の２日間、東京都千代田区の東京交通会館で秋の新製品内覧会を行った。
蓄積疲労で悩む人に向け、疲労タイプ別の訴求を図った漢方薬「漢方ヒロレス」を中心に、19品目を新たに投入。４タイプをそろえる「漢方ヒロレス」は、疲れがなかなか抜けない要因として「体力が落ちて疲れやすい」「血のめぐりが悪くて疲れやすい」「眠れなくて疲れやすい」「気が張って疲れやすい」の四つのに分け、一人ひとりに合った処方を促すもの。
衛生マスクにも美容効果の価値を提案
主力の消臭芳香剤では「トイレ用消臭元パルファムコンパクト」を投入。縮小傾向だったトイレ用市場は、新規ブランドの投入などで昨年は伸長しており、新規ユーザーのニーズでもある「見た目」を追求し、コンパクトでシンプルなデザインを取り入れた。
その他、マスクでは、電子レンジで温めて蒸気を放出する「のどぬーるぬれマスクチンしてたっぷり蒸気」、美容成分を配合した夜用の「しっとり美肌マスク」、グループ会社の桐灰化学では、高温カイロ「マグマ」の貼るタイプ、２枚分の大きさの「どデカッ！はる」、冷えた指先を温めるポケット付きの「ポケぽか」などを投入する。
インバウンドの中国売り上げ１位は「サカムケア」
また、会場内では、インバウンドの売り上げランキングとして、中国、台湾では「サカムケア」、韓国では「命の母」が１位であることを紹介した他、今後の需要開拓に効果的な売り場づくりなどを提案した。
（詳細は「日用品化粧品新聞」７月８日号）
