【ライオン】兵庫県明石市と協定、ハブラシリサイクル推進
全国では4例目、西日本初
ライオンは10月24日、兵庫県明石市の明石市役所で、プラスチックの資源循環を目的とした「ハブラシリサイクルに関する事業連携協定」の締結式を行った。両者でハブラシを“捨てる”から“リサイクルする”習慣化に向け、社会に根付く活動として推進する。
同社は、1969年4月から同市にハブラシを生産する工場を構え、現在、自社のハブラシの約6割を生産している。また、ハブラシを製造・販売するトップメーカーとして「循環し続けるプラスチック利用」を目指し、これまでにも行政の資源回収事業と連携したハブラシリサイクル活動を実施。今回の取り組みは、東京都墨田区(2020年)、板橋区(22年)、台東区(23年)に続いて4例目。
同市においては、24年1月に「明石市一般廃棄物処理基本計画」の改定を行い、新ごみ処理施設の稼働に合わせてプラスチック分別を開始すると定めた。資源循環型社会実現への方向性は同じであることから、更なるプラスチックリサイクルの促進に向けて今回の締結に至った。