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【全卸連】第51回総会に約200人出席、森友新会長が次の50年へ意欲示す

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【全卸連】第51回総会に約200人出席、森友新会長が次の50年へ意欲示す
業界活性化に周囲から期待の声

 全国化粧品日用品卸連合会(全卸連)は5月16日、東京都千代田区の経団連会館で、第51回通常総会を行った。当日は、全国の組合員並びに賛助会員ら関係者計198人が出席、今年度のスローガン「全卸連!次の50年に向けて!!全卸連の価値を高めます!!」のもと、製配一丸となって業界の更なる発展を目指す決意を共有した。
 石原真一副会長(イシハラ)の司会で開会し、出席者全員での国歌斉唱、来賓の紹介後、4月に就任した森友由会長(森友通商)があいさつに立った。森友会長は「役員の皆様のご推薦を受け、全卸連の会長に選任していただいた。若輩である私が選ばれた背景として、変化や新しい風を求める声が組織内にあったのではないかと感じている。微力ながらも責務を全うし、全卸連をより一層前進させていきたい」と述べ「業界内では、物流問題によって地域卸が商品を仕入れにくくなっていることに対し、全卸連として共同配送などの取り組みができないかという声や、卸の規模に応じた課題解決の必要性など、様々な意見が聞かれている」とし「これらを受け、総会前の常任理事会で早速、組織改編を図った。その結果、従来の委員会を中心とした縦割り型の活動に加えて層別による横断的な活動、また喫緊の課題に対しても迅速にプロジェクトチームを立ち上げられるよう柔軟に対応できる体制を整えることができた。良い伝統を守りながら、積極的に新たな取り組みにも挑戦し、業界全体の発展に貢献していく」と述べた。
 また「東京の小網町にある当社の近隣に小網神社という人気の小さな神社がある。神社といえばおみくじが挙げられるが、以前、私が引いたおみくじで『今日用うるところの材木は則ち前人の植うる所。然らば則ち安ぞ後人のために之(これ)を植えざるを得ん』と書かれていた。現代文では『私たちが今使っている材木は、自分たちが植えたものではなく、先人たちが植えたものだ。それならば、次の世代のために、私たちも木を植えようではないか』を意味する」とした上で「全卸連は昨年50周年を迎え、今は次なる50年に向けて新たにスタートを切る時。これまで、バトンをつないできてくださった先人たちの思いを受け継ぎ、それをより良い形で次の世代に託していけるよう尽力していく」と力強く語った。

(詳細は「日用品化粧品新聞」5月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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