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マツキヨココカラ&カンパニー 御茶ノ水本社稼働

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マツキヨココカラ&カンパニー  御茶ノ水本社稼働

 マツキヨココカラ&カンパニーのマネージメント会社「MCCマネジメント」御茶ノ水本社を披露 

 マツモトキヨシホールディングスとココカラファインの統合で10月1日に誕生したマツキヨココカラ&カンパニーは同日、本社オフィスを及びグループのマーチャンダイジング戦略の策定と実行を担うMCCマネジメントの本社オフィスを東京・御茶ノ水エリアに開設した。両オフィスは近隣に位置し、それぞれ住所はマツキヨココカラカンパニーが東京都文京区湯島1−8−2MK御茶ノ水ビル、MCCマネジメントが同千代田区神田駿河台4−3新お茶の水ビルディング。  10月22日には報道陣などを対象に、MCCマネジメント本社オフィスの内覧会を実施。小部真吾管理本部長が概要や特長などを紹介した。  2階に位置するオフィスは「コミュニケーション・イノベーション・コミュニティー・サステナブル」をキーワードに、働く場の最適化や従業員の成長などを追求した。固定の席やロッカーなどは設けず、リモート率70%を前提とした186席を設置。フロアを大きく「Gather(集まる)」「Work(働く)」「Meet(打ち合わせ)」「Sustanable(持続可能)の四つで構成している。  「Gather」はコミュニティーを育むスペースで、パントリーも備え、社内外の関係者が交流できる。大型スクリーンやマイクなども常設し、イベントの開催も可能。「Work」はパーテーションの無いオープンなレイアウトで創造性を高めるコミュニケーションスペースを実現。一方で集中作業に適した半個室ブースやカウンター席を分散設置。「Meet」は自由に打ち合せができるオープン及びクローズドのスペースを複数設置した。「Sustanable」は、全体的な考え方として、働くスペースを自由に選択でき、柔軟な働き方によって、自主性や生産性、また、生活のクオリティーを高めて持続可能な社会への貢献を目指す。  
 
 リモートワーク7割導入、オフィスは働きやすさ、生産効率重視
 小部管理本部長は「統合に伴い、両社のシナジーをしっかり創出することがMCCマネジメントの役割。商品の仕入れの一本化や、商品の共同開発、販促の共通化などを共に取り組んでメリットを最大限に出していく。バックオフィスの業務も集約することで効率化を図り生産性を高める。このオフィスは、統合したことでの価値をいかに創造するかを考えてつくったものである」と会社やオフィスの存在意義を説明した。また、コロナ禍に端を発する新常態での働き方を追求したことを強調。「両社共にリモートワークを業界に先駆けて取り入れ、そのスタイルが定着していることから、リモートワークを7割、つまり本社勤務は3割という設定で従業員が働きやすく、本社機能がしっかり発揮できるオフィスとして整えた」とし、統合により売上高ナンバーワン企業を目指すための環境づくりに手応えを示した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」11月1日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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