日用品・化粧品・生活用品業界の専門紙

HOME(2022) > 業界ニュース > 企業情報 > アース製薬春の新製品

業界ニュース

アース製薬春の新製品

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アース製薬春の新製品

拡大する園芸市場に新製品

 アース製薬は1月20日、殺虫殺菌剤「花いとし1000ml」と「野菜うまし1000ml」(共に想定価格1078円)を発売した。
 園芸用品市場は2020年、在宅時間の増加から、園芸を始めた人が園芸人口全体の8%を超えるなど市場が大きく拡大、21年もその傾向は続き、前年比6%増で推移した。

構想から12年「花いとし」

 「花いとし」は、構想から12年を経て開発したもので、同社の調査で園芸用品を購入する際の最大の決め手が「使いたい植物・虫・病気に効く『専用品』であること」から、一目で花用と分かるネーミングを取り入れた。
 品質面も、プロが使うケムシ駆除成分で、ケムシ・イモムシなどに効くエトフェンプロックス、効き目が植物全体に広がるため葉裏の虫にも効くジノテフランを配合。効果が1カ月持続する。また、退治の難しいハダニ類の卵から成虫にも素早く効くミベメクチン、病気に効くペンチオピラドも配合している。花を育てている人の37・4%が「虫がつかないか心配」と思っている一方で、24・7%が「病気や虫への対処の仕方が分からない」ことから、幅広い花や観葉植物の病害虫にも優れた効果と、前述の花用であることを訴求することで消費者の不満を解消する。
 「野菜うまし」も、ジノテフランやペンチオピラドを配合。「花いとし」同様、効果の持続期間は1カ月。

(詳細は「日用品化粧品新聞」2月14日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

各種お申し込み・お問い合わせ

CONTACT