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全国家庭用品卸商業協同組合がリビングワンダーランド開催、雑貨の面白さを体現

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全国家庭用品卸商業協同組合がリビングワンダーランド開催、雑貨の面白さを体現

 「雑貨はゼッタイおもしろい! 博熱!ザッカガク」をコンセプトに

 「雑貨はゼッタイおもしろい! 博熱!ザッカガク」をコンセプトに、リビングワンダーランド協議会/全国家庭用品卸商業協同組合(全家協)は9月28日、29日の両日、東京国際フォーラムで、3年振りにして第16回目を数える家庭用品・雑貨の総合見本市「Living Wonderland(リビングワンダーランド)2022」を実施した。
 開場前から大勢の出展メーカー担当者に交じり、招待券を手に入場を待つ来場者の姿も見られるなど、各方面の期待値が高まる中で開会した展示会。実際、オープン後には出展者、来場者双の熱気を帯びたやり取りも多数見られ、一気に盛況を極めた。
 コンセプトに沿って設置した「テーマコーナー」には、雑貨にまつわる雑学をパネル展示で紹介すると共に関連商材を並べ「灯油用ポリタンクは、紫外線による灯油の変質を防ぐため色の濃いものしかない」「まな板の熱湯消毒はタイミングよってNG」「浴室で使うのに洗濯ブーツと呼ぶのはなぜか」といった、まさに雑貨の雑学を幅広く紹介し、来場者の興味と関心を集めた。

 メーカーは新規8社を含む103社が出展

 出展メーカーは新規8社(イシダ、エヌ・エレファント、ダイセルミライズ、タケヤ化学工業、TSJ、成田産業、ナンセンジャパン、富士)を含む103社。ハウスウェア、キッチンウェアを始め、様々な素材、形状、アイデアあふれる新商品や主力商品、差別性、優位性を持って価値を提案する商品など、それぞれに趣向を凝らした展示、説明で来場者に強くアピールした。商談も活発に行われた。
 全家協は、PBである「ZK」のコーナーを設置、コロナ禍に絡んでマスク各種を認定マークの意味と共に紹介。また、SDGsに関連して、桐や檜を用いたまな板、すのこ、リサイクル可能な割り箸などを生産工程の紹介と合わせて展示するなどした。
 開場に先立ち開会式を行い、冒頭で岡部弘幸理事長(岡部)があいさつに立ち「コロナ禍が長引いているが、全家協はこの間、巣ごもり消費や有力メーカーの皆さんの幅広い商品展開もあって予定通りの実績を残した。一部で反動によるマイナス分もあるが、今年3〜8月は前年比8%強の伸びを見せている。リビングワンダーランドも再開し、来場者の方々、お客様は商品に飢え、情報に飢えていると言える。円安、原料高など厳しい情勢ではあるが、それぞれに協力し合いながら、スムーズな値上げ対応を図りたい」と述べた。

(詳細は「日用品化粧品新聞」10月3日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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