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【user's VOICE】スキンケア・メイク

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【user's VOICE】スキンケア・メイク
「メイク落とし」と「パック」に注目


 「スキンケア・メイク」に関するアンケートをPOB会員(女性2276人)に実施。コロナ禍と現在を比較し「見直したアイテム」があるか調査した結果【スキンケア(29・7%)】【メイク(37・0%)】が該当すると回答。各アイテムにどのような変化が起こっているのか、直近2023年10~12月と前年同期間のレシートデータを比較し分析した(調査期間=22年10~12月、23年10~12月、レシート枚数725万5494枚)。

 図表は購入個数をもとに、各商品カテゴリの構成比を表している。会員が購入した【スキンケア】の中で、前年と比較し同カテゴリの中で構成比、順位をともに上げた「メイク落とし」「パック」に注目。会員のコメントを見ると「メイク頻度が上がりクレンジングの使用が増えた(50代女性)」「脱マスクで化粧ノリが気になってシートマスクをするようになった(30代女性)」と23年3月のマスク着用緩和以降、身だしなみやスキンケアを意識するに伴い、購入機会の増加が見て取れる。

 一方【メイク】は前年と比較し、特に「アイブロウ」「ファンデーション」の構成比が上昇、「化粧下地」「フェイスパウダー」が順位を上げた。「マスク着用でも眉は必要(40代女性)」「年々形の流行が変わるので眉は気を使う(50代女性)」との声からアイブロウの重要性が分かる。

 また「マスクを着用しなくなり、よりカバー力のあるものを使うようになった(20代女性)」「マスクを外す機会も増えたので肌をきれいに見せたい(50代女性)」のようにベースメイクアイテムへの意識向上や使用機会増加を購買データから読み取ることができた。(mitoriz DMB本部)

(詳細は「日用品化粧品新聞」2月12日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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