エステーが野菜室に置いておくだけで野菜を新鮮に保つ「新鮮番」を発売

レタス、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜に対して効果的
エステーは4月1日、冷蔵庫の野菜室に置いておくだけで炭酸ガスが野菜の老化原因である呼吸を緩やかにし、新鮮に保つ鮮度保持剤「新鮮番(しんせんばん)」を発売する。これに先立ち3月16日、新商品発表会をオンラインで実施した。
「新鮮番」は、炭酸ガスによって冷蔵庫内を低酸素状態にし、野菜の呼吸を緩やかにすることで、水分や栄養素の消耗を抑え、野菜を眠ったようにして新鮮さを保つ。炭酸ガスは保存用のポリ袋なども透過し、設置して約2時間後には鮮度保持に必要な有効濃度に達する。野菜は収穫後も呼吸を続けて老化していくことから、特に呼吸量の多いレタス、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜に対して効果的だという。
SNSやキュレーションサイトで認知拡大を狙う
食品保存袋などと同じ売り場展開を予定しており、野菜売り場でのクロスMDも提案中だという。ドラッグストア、ホームセンターなどでも販売するが特にSM業態に注力する他、食品保存方法についてはウェブ検索する人も多いことから、EC販売にもチャンスがあると見ている。また、製品を使用した野菜を試食する動画を使って、SNSやキュレーションサイトで認知拡大を狙い、公式ツイッターでもキャンペーンを展開する予定だ。
(詳細は「日用品化粧品新聞」3月21日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)