花王「アタックZERO」新処方採用、衣類のにおいや黒ずみの発生源“菌の隠れ家”にアプローチ

従来の400gから380gにダウンサイジング展開も
花王は5月14日、衣料用液体洗剤「アタックZERO」を改良発売する。新たな価値を備えると共に、ダウンサイジング化して展開する。これに先立ち4月21日、オンラインで発表会を実施した。
新「アタックZERO」は、洗浄力の強化と新処方により、衣類のにおいや黒ずみの発生源で“菌の隠れ家”とされるバイオフィルムにアプローチする。従来の除菌洗剤や漂白剤、天日干し、乾燥機では落とせない汚れ、においにまで効果を発揮。新技術のバイオクラッシュ洗浄で、直接塗布して洗うことでバイオフィルムを除去するという。
「アタックZERO」「同ドラム式専用」共にボトルタイプとワンハンドプッシュタイプそれぞれで従来の400gから380gにダウンサイジングした。また、ボトルタイプで580g、詰替用で850gと1200gをラインアップする。店頭想定価格はワンハンドプッシュタイプ550円前後、ボトルタイプ380g400円前後、詰替用850g800円前後。
アタック液体史上最高の洗浄力と地球への優しさを両立
発表会では、ファブリックケア事業部の原岡理映ブランドマネジャーが製品の特長や差別性を紹介。「このほど、諸悪の根源とされる菌の隠れ家までゼロにし、アタック液体史上最高の洗浄力と地球への優しさを両立した。洗濯の期待度と満足度にはギャップがあるのに加え、においに対するニーズは一段と高まっている。除菌や抗菌の技術は上がっているのに、満足度が高くならないのはなぜか。当社の本質研究から根本的な原因を追究して開発した」と述べた他「これまでより一段と高い提案ができたと自負している。自信を持って展開していきたい」と今後への意欲を示した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月25日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)