PALTAC2023年4〜9月期決算
販管費率5・07%、化粧品・医薬品2桁前後伸長
PALTACの2023年4~9月期決算は、当初計画の数字を上回り、売上高は前年同期比5・1%増の5834億2000万円となった。決算発表に伴い11月9日、オンラインで説明会を実施し、吉田拓也社長らが業績の概要や今後の見通しを明らかにした。
売上高の増加は、外出機会増に伴い化粧品や医薬品が伸びた他、夏物商材の伸長、インバウンドの拡大も寄与した。これにより売上総利益も0・5%増となったが、センターフィーの増加で利益率は微減。「そうした中で、得意先やメーカーとの連携、協働による取り組みを強化してきたことが奏功し、また、ニーズが多様化する中で新規商品の調達にも力を入れてきた。今年は猛暑が続いて化粧品の季節品や飲料関連の需要も増加している」(吉田社長)。加えて、今年2月に新設した栃木物流センターでの取扱量が拡大したことも上乗せになった。