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【特別インタビュー】RX Japan/細野圭化粧品開発展事務局長

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【特別インタビュー】RX Japan/細野圭化粧品開発展事務局長
”売れるコスメ”のヒントを提案

 化粧品の原料・OEMから完成品に至るまで、最新トレンドが集まり、活況な商談が繰り広げられる第15回COSME Week東京が、2025年1月15~17日の3日間、東京ビッグサイトで行われる。原料、OEM、容器・パッケージメーカーなどが出展する化粧品開発展、国内外の最新コスメがそろう国際化粧品展に加え、美容・健康食品EXPO、国際エステ・美容医療EXPO、化粧品マーケティングEXPO、ヘアケアEXPOを展開。「見て触れて」「直接話して」「比較検討」できる体験型展示会として“売れるコスメ”のヒントや売り上げ増のアイデアが見つかりそうだ。RX Japanの細野圭事務局長に、展示会に向けての意気込みを聞いた。

 ――コロナ禍では展示会の出展者、来場者にやや落ち込みが見られていたという話ですが、直近では回復傾向にあるそうですね。
 「2024年1月に開催した前回の東京展は、過去最多の717社が出展し、前回比4470人増の3万3970人が来場しました。海外からも271社が出展し、アジアを中心に54の国と地域から約2000人が来場するなど、コロナ禍が明け、ジャンプアップした回でした。完成品では韓国からの出展が多いですが、海外プロモーターの頑張りもあってアメリカ、オーストラリア、アジア、東南アジア、そしてヨーロッパの各国からも参加があり、改めて国際展ということを実感しましたね。インバウンド需要の高まりなどもあり、ここからまた数字を伸ばせていけると思っています」
 ――異業種参入も多い化粧品業界では、展示会で情報を仕入れたいという人も数多いと思われます。来場者はどのような人が多いのでしょう。
 「前回の来場者は3分の1が化粧品メーカーの方でした。次いで、出展者の要望も多く来場促進に力を入れている卸・輸出入商・代理店の方にお越しいただきました。その他、エステサロン・美容クリニック・美容室・美容ディーラーの方にも多くお越しいただき、会場は化粧品・美容関係者で活気に満ちあふれていました。新規参入も多い業界のため、これから化粧品を開発したい、ブランディングの参考にしたいという人も訪れてくれていると思います」
 ――今開催の見通しはいかがでしょう。
 「化粧品開発展を中心に、出展は800社、来場は3万5000人と、いずれも過去最高を見込んでいます。東京ビッグサイトでは同時期にライフスタイルWeekも開催されるので、ますます注目を集めそうです。国内の新興企業に加え、情報発信を強化する海外からの新たな出展も見られそうで、また違った雰囲気の展示会になるのではと期待しています。化粧品開発展は15回目、国際化粧品展は13回目を数え、BtoB向けの展示会として認知度も上がってきました」

(詳細は「日用品化粧品新聞」12月9日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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