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【インタビュー】全家協・手塚圭一郎副理事長/「リビングワンダーランド2025」の見どころ、注目ポイントは

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【インタビュー】全家協・手塚圭一郎副理事長/「リビングワンダーランド2025」の見どころ、注目ポイントは
”〇活”ライフ応援する雑貨を提案

 家庭用品・雑貨の総合展示会「Living Wonderland(リビングワンダーランド)2025」が9月10、11日の2日間、東京国際フォーラムで行われる。主催のリビングワンダーランド協議会並びに全国家庭用品卸商業協同組合(全家協)では、今開催のテーマを「ザッ活~雑貨で応援する、消費者の“〇活”~」と設定し、生活をより楽しく、より快適にするための雑貨を幅広く提案する。担当理事として展示会の指揮に当たる全家協・手塚圭一郎副理事長に開催の見どころ、注目ポイントなどを聞いた。
 ――今回のテーマ、見どころ、特長などをお聞きします。
 「今年で19回目となるリビングワンダーランドのテーマは『ザッ活~雑貨で応援する、消費者の“〇活”~』です。『推し活』を始め『腸活』『朝活』『夜活』など、今や日常的に使われるようなった『〇活』。消費者は自身のライフスタイルに合わせ、思い思いの活動を行っています。今回は、それぞれの活動のトレンドや背景を踏まえながら『〇活』ライフを応援し、より楽しく・より快適にする様々な雑貨をご提案します」
 ――前回開催から変更した点、また新たに追加した点などはありますか。
 「会場レイアウトを大きく変更、出展社ブースをブロック分け『ダイアゴナル(斜め)』に配置することにより、来場者への変化のインパクトを強調することと、マンネリ化した移動動線に変化をもたせるようにしました。来場者が現在地を把握しやすいよう、会場マップのブロックを色分け、メーカー様の社名看板にもリンクさせています。また、毎年配布している会場案内図を今年のテーマ『〇活』をイメージしたうちわに印刷し、ノベルティとして配布します」
 ――出展時の姿勢や取り組みなど、出展各社にお願いしたいのはどんなことでしょう。
 「様々な業態、地域の販売店様が来場されるので、それぞれに適した提案、エリアでの実績や販促の展開例などを共有していただけるとありがたく思います。また、新しい売り方、集客施策、販促を実施している全国の販売店様からの情報を積極的に収集し、新たな商品開発やプロモーション、また販売機会の創出につなげていただきたいですね」
 ――出展社にとってのメリットはどんなところでしょう。
 「全家協組合員の販売先のネットワークを生かして、北海道から沖縄まで全国の販売店様へアプローチすることができます。ご来場いただく販売店様は、取引口座のある全家協組合員を通じてすぐに商売につながります。販売店様だけでなく、組合員各社の代表者や営業との情報交換も同時にできる機会として有効に活用していただければと思います」
 ――来場者にアピールしたい点、来場することへのメリットはどんなところでしょう。
 「本展示会は、全国家庭用品卸商業協同組合と取引口座のあるメーカーだけが出展するクローズドの展示会です。家庭用品メーカーの出展数としては業界最多で、非常に多くの情報を入手できるチャンスです。出展メーカー104社、うち新規メーカー13社。また、取り引きのある組合員企業を通じて、全てのメーカーとすぐに取引可能ですので、新規口座開設の手間もなく即戦力となる展示会であると言えます」
 ――来場者数の拡大に向けて、実行委員会としてどのように取り組まれましたか。
 「新規出展メーカーの開拓と既存メーカーへの展示会出展促進を図り、多くのメーカーとの商談機会の創出に努めています。また、来場者様の声やアンケート結果をフィードバックし、毎年アップデートした展示会になるよう改善を図ってきました。更には、組合員への事前告知を増やし、来場者拡大につなげようとしています」
 ――家庭用品市場全体の拡大、活性化に向けた意気込みを。
 「全家協の組合員の得意先も市場の変化に伴い金物・荒物店から量販店、チェーンストア、そしてECへと幅広く変化しています。時代の変化に合わせた得意先とメーカーのマッチングを通じ、新たな商品開発や時代の変化に合わせた商品開発・プロモーションへの取り組みが生まれる場にしていきたいですね。リビングワンダーランドを通じてユーザーとメーカーの橋渡しになり、家庭用品市場の活性化に向けて一役買いたいと考えています」

詳細は「日用品化粧品新聞」9月1日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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